ムナリモビールよりも簡単に作れて赤ちゃんの視力強化にも役立つモビールの作り方を紹介します。
生後1ヶ月の娘のベッドに設置したところ、泣く回数が減り育児が少し楽になりました、ぜひ作ってみてください。
- 型紙不要
- 着色不要
- 材料はDAISOで完結
ムナリモビールはモンテッソーリで有名なモビールの一つ
ムナリモビールはモンテッソーリ教育で生後0ヶ月〜3ヶ月の赤ちゃんに用いられるモビールで、イタリアの芸術家であるブルーノ・ムナーリによって作られました。
白と黒のコントラストが美しく、生まれたての赤ちゃんでも認識しやすく天井やベビーベッドなどに取り付けられます。
ムナリモビールのデザインを元に材料はDAISOで買えて、産前産後の忙しい時期でもできるだけ簡単に作れるように、面倒な作業を必要としないレシピを考えてみました。
なぜムナリモビールじゃないのか?
型紙を印刷するのが面倒
ムナリモビールを作ろうとすると、製図を引いたり型紙をダウンロードしてコンビニなどで印刷する必要があり、印刷してきても台紙に貼り付けたりする作業が必要です。
そこまでムナリモビールそのままを再現する必要が私には無かったので面倒に感じました。
他人と同じデザインがイヤ!
ムナリモビールといえば、ガラスの球体と丸や台形・三角とイメージしやすいのが特徴ですが、型紙を使用して作る事が多いので同じデザインになってしまいます。
白黒で赤ちゃんにとって視認性の高いデザインならムナリモビールの形式に拘る必要は無いと思ったので、100均で材料を揃えて感覚でパッと作れるオリジナルのモビールを作りました。
実際に生後1ヶ月の娘のベッド上に設置してみましたが、ムナリモビールじゃなくても効果は抜群です。
ムナリモビールは型紙を使ってもバランスを調節する必要がある
ムナリモビールに限らずモビールはバランスを調節する作業が結構大変なんです。
型紙どおりに作って吊るすだけで完成!という記事をよく見かけますが、画像を見る限り中心で左右の均衡が取れていないので型紙通りに作ってもバランスを取る必要があります。
材料調達がDAISOのみで完結する
今回紹介するモノクロモビールならDAISO商品のみで作れるので、1店舗で材料集めが可能です。
モノクロモビールの材料は100均でOK
- 竹ひご
- レース糸#40
- オーナメント
- マスキングテープ(白・黒)
- 黒(画用紙or折り紙)
- 発泡スチロール球4つ
- ネオジム磁石2個(S)
右⇛はクリスマスの飾り付けに使用するためのクリアボールという商品でティアドロップ型の物です。他にも球体や星型の物があります。
吊るすために使用するレース糸は、細ければ細いほどモビールが回ります。
吊るすために使用するレース糸は、細ければ細いほどモビールが回るよ。
DAISOのレース糸#40(細)を使用しているよ、#20だと太いのであまり動かないので気をつけて。
モノクロモビールの作り方とバランス調整
長さはあくまで目安なので細かく再現しなくても問題ありません。
DAISOの竹ひごは最長で36cmなので一番長い棒を36cm。二番目に長い棒を26cm。一番短い棒を16cmにカットします。
マスキングテープ(白と黒)を使い竹ひごの長さ分カットして竹ひごを包みます。
ストライプの棒は白で包んだ後に、テープ幅分おきに黒いテープを一周巻いて作ってあります。
2番めに長い黒い棒は黒のマスキングテープを巻いて、一番短い棒は白のマスキングテープを巻いて作ります。
発泡パーツのサイズ違いがDAISOで販売されています。
発泡スチロールの白を生かして、黒のマスキングテープでモノクロにしていきます。
下から見た時の変化を想像しながら作ってみてください。
近くで撮影するとシワが目立つように見えるけど、離れると全然目立たないよ。
黒画用紙か黒い折り紙で木の葉のモチーフを作ります。
\ 動画での解説はコチラ /
\ 詳しい記事はコチラ /
球体と球体の間を5cmほど開けるので、少し長めにカットした糸を用意します。
中心にしたい場所を抑えるようにしてマスキングテープで止めます。
【右画像参照】固定した後に②と③のテープで剥がれないようにしてあります(マスキングテープをカットして使用)。
同じ要領で球体同士をくっつけて短い竹ひご(白)の端から5mmくらいの場所に結びます。
球体を吊るした竹ひごの反対側に木の葉を取り付けていきます。
パンチか先の尖ったもので木の葉に糸を通す穴を開け結びます。
反対側に吊り下げた発泡スチロール球の方が重たいので、木の葉に重りとなる磁石を取り付けます。
※クリップをつけて重さのバランスを取ります。
発泡スチロール球と木の葉(おもり付き)でも左右の重さが違うため吊るした時に棒がまっすぐなるように、中心の位置を探ります。
2番めに長い棒の端に結び、反対側に残りの球体2個をstep④の方法で取り付けます。
最初に取り付けた球体と高さをずらすと見た目のバランスが良いよ。
2番めに長い棒(黒色)の両端が完成すると、棒の左右のバランスをチェックしながら中心に糸を結びます。
その糸を一番長い棒(白黒)の端に結んで、棒の反対側にオーナメントを取り付けます。
実際に吊るしてみてどちらかに少し傾いていると思うのでバランスを整えます。
それぞれの糸を固く結んだ状態で左右に調節して棒が床と平行になるようにします。
平行になったら、結び目の場所に接着剤を少し付けて解けないようにして完成です。
接着した後でもマスキングテープを多めに使ったりして重さを増して調節することもできます。
モビールの吊るし方・吊るす方法とアイテム
「モビールって天井から吊るすイメージだけど、賃貸だから天井に穴を開けたくない。」
「他には吊るす方法ないの?」って方もいらっしゃると思うのでいくつか方法を紹介します。
- ヒートン(はてなフック)【DAISO】
- スイングフック【DAISO】
- スマホクリップ式ホルダー【3COINS】
- ベッドメリーアーム
ヒートンなどで天井に穴を開けて取り付ける方法が一番カンタン。
通常の生活でできる傷など(押しピンなどの跡)は原状回復義務の範囲外なので、退去時に請求されてもお断りしましょう。
仮に請求されたとしても壁紙クロスの減価償却期間は6年なので1円〜多くても数百円くらいです。
穴を開けずに天井に付けるにはスイングフックなどでフックを天井に貼り付ける方法が有効。
220g まで耐えられるようなのでモビールの重さなら問題ありません。
モビールくらいの重量なら100均のスイングフックでも十分です。
他にもベビーベッドに取り付ける方法として、スマホクリップ式ホルダーやベッドメリーアームを使う方法がありますが、ベビーベッドのフレームからの距離が短いとモビールが引っかかり回転しないので使えません。
スマホクリップ式スタンドは3COINSでも販売されています。
まとめ:モノクロモビールの作り方
今回は生後0ヶ月から3ヶ月くらいまでの赤ちゃんにオススメのモノクロモビールを紹介しました。
以前は「あっ…うっ…」とベッドで声が聞こえたと思うとすぐに泣き始め、家事をストップして長女を抱えたまま抱っこ紐をしてあやすという生活でした。
設置してからは泣く回数が減り、ベビーベッドの中で大人しく過ごす時間が増えました。
長女の相手や家事をする時間も作れて、予想以上にモビールの効果は大きかったと思います。
長女の時にも作っていれば…と後悔(笑)
目から入る刺激は脳を成長させる重要な要素の一つです、赤ちゃんの一番最初の知育おもちゃとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
他にもたくさんモビールの作り方を紹介していますので、よかったら御覧ください。